ソーラーパネルなどの発電機器について、実際どうなのか、ちゃんとお得なのか。のようなことを考えている人は、このエコを叫ばれる時代、少なくありません。当然、電気を勝手に作ってくれる。となれば、お得なことに変わりはないでしょう。

しかし、そもそも、ソーラーパネル自体の費用。そして、取り付ける規模によっては、専門家の手を借りねばならず、その場合の取り付け費用なども別にかかってきます。このように、いくらエコだとはいえ、お金に余裕のない人にはなかなか手のだしづらいエコツールだとも考えられます。エコを叫ばれる時代であることを含めて考えるのであれば、当然取り付けた方がよいでしょう。

しかし、安価なものを買ってしまえば、雨風や時間経過による劣化などを懸念しなければならず、修理や、新しく買い換え、などとなってしまえば、プラスマイナスで考えればやはりマイナス、という結果になってしまいます。では高額でいいものであればいいのか、といえばそうともなかなかいえません。なぜなら、大きく長い目で見れば得かもしれませんが、効果が劇的に現れるものでは決してなく、少しずつ少しずつ電気代がマイナスされていき、ソーラーパネルの費用の分を取り戻すのにはかなり時間がかかる、という結果になります。そうなってくると、手間隙の割に、意外と大したことないな。

などと思ってしまうのが現実で、なかなか踏み切れる人は少ないのです。上記のようなことを考えて、本当にエコを叫ぶのであれば、やはりソーラーパネルの費用を安くしたり、もしくは無償化等をするべきです。しかし、企業もそこは商売です。利害が一致しません。

本当にエコな時代を作るには、まだまだ難しいのかもしれません。