ローンで一戸建てを購入するという人は多くいると思います。このローンをどう選ぶのかは大事なことのひとつでしょう。考えなければならないことは返済期間と月々の返済金額、そして金利のタイプです。返済期間と返済金額は関係性があります。

いうまでもないことですが、月々の返済金額を大きくすれば返済期間は短くなります。そのために、月々の返済金額を大きくしておこうという人もいると思いますし、そうではなくて負担を小さくするためにできるだけ長くしようと考える人もいると思います。どちらでもそれはかまいません。金利については非常に重要です。

金利にはいろいろなものがありますが、もしも知識がないのなら全期間固定金利を選んでおくと良いでしょう。全期間固定にしなかったとしても、できるだけ固定期間は長いほうが良いです。たとえば20年固定金利にして、繰上げ返済を活用して20年で完済するといった計画を立てるのは良い方法です。なぜ固定金利が良いのかというと、利上げのリスクがあるからです。

金利の知識が十分にある人が一戸建てを購入するのなら良いのですが、そうではない人の場合、変動金利にして利上げが行われたときにリスクは非常に大きいです。国が提供しているフラット35は全期間固定金利で借りることのできる住宅ローンですが、これは一般の消費者向けに作られたサービスです。国も一戸建てを購入するのなら固定金利が良いということを推奨しています。