一戸建てを購入するときに、まず選択しなければならないのは、「注文住宅」「建売住宅」のどちらにするかです。注文住宅は、基本的には自分の好きなような住宅を建てることができますが、土地を所有していない場合土地探しからはじめなければなりません。対して建売住宅は土地を建物がセットになっているので、手間は少ないですが、住宅部分がすでに完成されているため希望通りの物件を探すのが難しいという面があります。一戸建てはマンションに比べて駅から距離がある物件が多く、駐車スペースや庭などを確保しようと思うと、少し郊外の物件を探すパターンが多くなります。

その分土地を含めた所有権がありますので、住宅全体を自分の自由にすることが出来ます。注文住宅と建売住宅のどちらが良いかは、自分たちの希望の優先順位によって異なりますので、一戸建てを探す間に何を優先させたいのか明確にしておく方がよいでしょう。最近では、太陽光システムなどを購入したエコ住宅が人気になっています。エコ住宅や省エネ住宅は、一定の条件をクリアすると、減税の対象になったりと購入するタイミングによって税金面で優遇される場合もあるので調べておくとお勧めです。

また、土地は消費税はかかりませんが、建物には消費税がかかってきますので、本体価格だけでなく仲介手数料なども含めた予算を決めておくと後々困ることも少なくなります。不動産会社によっては仲介なしの物件を所有している場合もあります。そうすると仲介手数料がかからないので、お得になります。